教育訓練及び力量認定を通じた人的資源マネジメント(Human Resourse Management)
私たちは教育訓練及び力量認定を通じた人的資源マネジメントの重要性を常に考えております。
自社内のみの育成では難しいこれら要素について多角的な視点によりサポートを続けてまいりました。
現在、以下視点によりサポートを継続しております。
1.分野別/階層別の教育訓練プログラム
2.オンライン力量確認/力量認定システム
3.オープンセミナーの開催
4.力量登録/認定/ログ発行
情報量が多いページとなりますが詳細は以下のインデックスリンクからご確認ください。
また、可能な限り柔軟な対応にてGMP教育訓練、QMS教育訓練、それに付随する力量認定や登録を実施しております。
お困りの際、ご質問などはご遠慮なくお問い合わせフォームよりご連絡ください。
1.分野別/階層別の教育訓練プログラム
現組織力量と想定力量のギャップ抽出、階層別の教育訓練プログラムの構築、組織別/勤続年数別の力量評価システム、GMP/QMSに関する各種基礎講座など様々な視点においてサポートを提供中です。
また、各定例講座は講師派遣型による定期開催としても実施中です。詳細は以下リンクからご確認ください。
→ 微生物管理関連講座(CCS、微生物管理責任者養成と連動)
→ 清浄化と消毒(サニテーションプログラム)
→ 個人衛生関連(パーソナルハイジーン)
→ 品質保証/オーディタ―養成トレーニング
→ 化粧品GMP/ISO22716関連
2.オンライン力量確認/力量認定システムCBT
GMP/QMS要員が実務対応を行うために必要となる「基礎知識/各規格/ガイドライン内要求の専門知識」が一定水準に達しているかを客観的に評価するためのオンラインシステム(Computer Based Testing)です。
・設問は選択式/筆記式、各分野の重要キーワード/基礎知識/要求専門知識を問う内容になります
・筆記式には単一正解を求めるものではなく「思考/論理/問題定義力」などを考査する内容を含みます
・「管理者によるエントリー」により参加者の試験結果を集約、組織枠の力量評価機会を設定できます
・一部コースは任意のお申込みにより力量認定に対応しています
詳細は以下リンクからご確認ください。また、ご不明な点はCBTお問い合わせフォームにて受け付けております。
→ オンライン力量確認/認定システムCBTご案内
→ オンライン力量確認/認定システム CBTお問合せ/お申込みフォーム
→ オンライン力量確認/進呈システムインデックス
→ CBTアンケートページ
→ Mic-Bsc 1:GMP/QMSにおける微生物の基礎 エントリーページ
→ Std-Bsc 1:化粧品GMP ISO22716基礎理解 エントリーページ
3.オープンセミナーの開催
画面越しに容易に繋がることが出来る時代だからこそ私たちは「5 感をフルに使う機会」を大切に考えます。
「聞く/考える/感じる/話す/そしてアウトプットする」
デジタル接続では経験できない「学びと思考の機会」を届けるため、オープンセミナーを開催しています。
理論や規格の解説に偏らず、実データ/実例の開示、複数のケーススタディ、参加者同士のグループワークなどを設定、具体的技術や考察アプローチを含む微生物管理系講座、衛生管理系講座は定例コースとして毎年開催中です。
25年度で開催は50回を超え、参加企業様も延べで200社以上となりました。
過去の開催ログ、本年度講座の詳細情報はリンクからご確認ください。
→ 過去開催セミナーログのリンクはこちらから
→ 本年度のセミナー開催状況のリンクはこちらから
4.力量の登録/認定/ログ発行
力量とは「意図した成果を達成するための能力」と定義されます(ISO 9001)。
私たちは創業以来、可視化の難しい力量範囲に対して教育訓練プログラム及び一部セミナー内容に対して理解度確認及び受講終了証を発行してきました。
25年度よりテーマに応じて必要となる力量定義を行い、対象コースの履修+理解度確認に活動目標を組み合わせることで「力量認定と登録、認定証の発行と記録、継続的更新」ができるよう新規対応を行いました。
力量の実証、自らの積極的な能力開発、職務/職責に応じたキャリアディベロップメント、外部へ説明責任などにも適応が可能です。
・力量認定に対応するセミナーは末尾に「Co」記載
・25年度4月時点において力量認定+登録が可能なテーマ
→ 微生物管理者認定(Microbiologist認定)と登録
→ 環境衛生管理者認定(Hygiene/Sanitary Management認定)と登録
→ 化粧品GMP対応 内部監査員/外部監査員の認定と登録
継続的力量認定を含む詳細、申請やログなどは会員専用ページからご確認可能です。
(一部ページは要パスワード/ご不明な方はお問合せフォームよりご連絡ください)
→ 力量登録/認定申請フォームはこちらから
→ 力量登録/申請ログはこちらから
HRMと提供サービスについて…
企業活動の礎である「経営資源」は「ヒト」「モノ」「カネ」に分けられます。この中で「ヒト」は製造/サービスと品質の両側面に深く関連しながら最も振れ幅があり、成長に時間が掛かる資源です。
特に「ヒューマンファクター」と呼ばれる因子は、品質に直接影響を及ぼす可能性を多く含むため近年重要視されています。(ISO 9001:2015にも「3.10.3 人的要因」として新規追加)
HRM:人的資源マネジメントとは「ヒト」及びそれを含む「ソシキ」の資源/力量を計画的に向上させるアプローチ手法です。
多くの企業では人的資源に関して、教育訓練の機会を定期的に設け記録保持をしていると思いますが、本来のHRM視点から考えると充分とは言えません。例として、ISO 13485では「6.2人的資源」において、「教育、訓練、技能及び経験を判断の根拠として力量がある」と定義されます。
さらに、以下へと続きます。
a) 製品品質に影響がある仕事に従事する要員に必要な力量を明確にする。
b) 必要な力量がもてるように教育・訓練し,又は他の処置をとる。
c) 教育・訓練又は他の処置の有効性を評価する。
d) 組織の要員が,自らの活動のもつ意味と重要性を認識し,品質目標の達成に向けて自らどのように貢献できるかを認識することを確実にする。
e) 教育,訓練,技能及び経験について該当する記録を維持する。
これはISOならではの表記と言えます。ここでは「ヒト」と「ソシキ」に対して必要な力量定義がされているか、それらの充足度が評価されているか、更に各人認識の深さまでを求められています。
一方、GMP側では単に「教育訓練」との記載に留まります。
近年増加しているe-ラーニング、部門内のOFF-JTなどは受講者の「受け身」の割合が多く「考える」時間は極わずかです。これでは表面的な教育訓練が与えられているにすぎず、その効果は長く続きません。GMP/QMS教育担当者は、最も重要なことが「教育訓練の機会+ログ」ではないことを理解して、組織の資源と力量を計画的に引き上げる方法について具体的に考えなければなりません。
KEA managementでは「HRM:人的資源マネジメント」を提供商品の柱として構築しております。GMP/QMS領域における基礎~専門要素に関して、
K:Knowledge(何をすべきかの理解/基本知識…座学中心)
E:Expertice(自ら正しく実施できる技術…実技講習中心)
A:Attitude(より良くする心構え/意識…相互対話/ケーススタディ中心)
に割り振り、「学び、考え、抽出し、次への活動へつなげる」機会となるよう各講座の設定をしております。
また、各人からの抽出要素の傾向分析を行い、マネジメント層との共有を図ることで問題点/是正要素/次への必要要素を明確にしています。
・現組織力量と想定力量のギャップ抽出
・階層別の教育訓練プログラムの構築
・組織別/勤続年数別の力量評価システム
・GMP/QMSに関する各種基礎講座
・専門領域分野
→ 微生物管理者養成
→ QA/オーディター/内部監査者養成
→ 教育訓練担当者養成
→ 理論思考/リーダー養成
など、各種講座をご用意しております。
教育訓練の機会が形骸化している、各従業員の意識と力量に相違があり安定しない、一度客観的な力量評価の必要がある、最新情報や専門的な情報を入手する機会が少ない、などの場合にご利用ください。